1.1 集合

定義 1.1 (集合)   ある一定範囲にある対象物の集まりを1つの全体として考えるとき, これを集合(set)という. その範囲内の個々の対象物を または要素(element)という. $ x$ が集合 $ X$ の元であることを, $ x$$ X$属する(belong), または $ X$$ x$含む(包含する)(contain)といい, $ x\in X$ と表記する.その否定を $ x\notin X$ と表記する.

ある元 $ x$ が条件 $ C(x)$ をみたすとする. このとき,条件をみたす $ x$ 全体の集合を

$\displaystyle X=\left\{\left.\,{x}\,\,\right\vert\,\,{C(x)}\,\right\}$    

と表記する.

定義 1.2 (集合の包含関係)    

注意 1.3 (真部分集合)   $ X\subset Y$ は定義より $ X=Y$ の意味も含む. $ X\subset Y$ でありかつ $ X\neq Y$ のときは, $ X$$ Y$真部分集合(proper subset)という. これを $ X\subsetneq Y$ と表記する. 書物によっては部分集合に $ \subseteq$ を用い, 真部分集合に $ \subset$ を用いる場合もあるので注意が必要である.




平成20年4月22日