Private Scripts

ここにあるプログラムは個人的な趣味で作ったものです. ちょっとした必要に迫られて作った簡単なスクリプトばかりです (軽いフォントマニアの動機に従って作ったものもあります). 気に入った方はご自由にお使い下さい. 作者自身は既に使っていないものもありますが:-) もちろん無保証です. ご自分の責任において御利用下さい. 配布はGPLに従うことにします.

j2ps (1999/08/25, 2003/07/11)
Japanese documents to Postscript converter
漢字キャラの変換ではなく日本語文章をPS言語に変換するスクリプト.
(古くからある同名の有名なソフトとは無関係.まぎらわしいけど.).
Perl5で書かれておりjcode.plが必要.
特徴
  • フォントが自由に選べる (a2ps では固定フォントのみである. これが不満だってので本プログラムを作成. 特にプロポーショナルフォントが使いたかったので.).
  • 文字の位置はプリンタが計算するので処理が遅い:-<
  • Perlでは何も処理をしていない. 全ての処理をPostscript上で行っている. Postscript言語を用いたプログラミングの勉強用の Perlプログラム(ちょっとややこやしい).
  • 任意の縦欄分割可能.任意のアドビフォントの指定可能. 任意のフォントサイズの指定可能.
  • コンソールターミナルの制御コードがそのまま印刷できる. 太文字,下線,色付文字などが印刷可能.
    (例) # man -P cat man | j2ps | lpr
  • モード選択ができる.C,MAIL,TEX,DOCモードを用意.モードは複合可能.
  • Cモードでは予約語をイタリックで印刷し, マクロを太文字で印刷.
    (例) # j2ps -mode C foo.c | lpr
  • TeXモードではコマンドをクーリエフォントで印刷.
    (例) # j2ps -mode TeX foo.tex | lpr
  • MAILモードではヘッダー部分がクーリエフォントでサイズが小さくなり, Subject:欄等が太文字で強調され, ヘッダー内のエンコードされた日本語文字も変換されて正しく印刷.
    (例) # j2ps -mode mail ~/Mail/inbox/1 | lpr
  • DOCモードではTeXライクな制御コードを文章に埋め込み, 変換時に装飾され印刷.
    (例) このようにマクロを書き込むと 装飾されて印刷される.
    # j2ps -mode DOC docsample.txt | lpr
  • 自由度はかなりあると思う. 作者は機能を使いきれていない. 使い勝手が良いとは言えないのが問題点. 作者は普段あまり使っていない(おいおい). 勉強用スクリプトかな. 作っているときが一番楽しい. できてしまえばもう満足(自己満足).

jkfmps.pl (1999/08/26)
日本語版KDE(Ver.1.X)のkfmが出力するPSファイルを文字化けのないPSに 変換するスクリプト.
Perl5で書かれておりjcode.plが必要.
現在ではこのプログラムは日本語版QTに組み込まれたので必要ない.
特徴
とりあえずほとんどテストをしていない.機能はさしてない.

fwd2pphone.pl (1999/12/09)
電子メールをうまく加工して携帯電話に転送するスクリプト.
Perl5で書かれておりjcode.plが必要.
仕事メールが大量に届くのがイヤになり作者は既に使用していない. 仕事熱心の人はご利用下さい.
特徴
  • Subject:, To:, From:, 本文等を キーワードマッチングして必要なメールのみを転送.
  • 全角英数字を半角英数字に変換し, 無駄な空白,改行,記号を削除してパケットを圧縮.
  • 長い文章は分割して転送.
  • 添付がある場合は添付ファイルを削除して転送.
設定
スクリプトは ~/tmp を使用します.
 # mkdir ~/tmp
スクリプトは ~/bin に置かれていることを前提としています.
 # mkdir ~/bin
fwd2pphone.plを~/bin/fwd2pphone.plとして保存する.
スクリプトに実行権限を付します.
 # chmod u+x ~/bin/fwd2pphone.pl
スクリプトの頭のほうに書いてある
$mailcmd="/usr/bin/mail";
のパスが正しいか確認します.
 # vi ~/bin/fwd2pphone.pl
設定ファイルを~/.fwd2pphoneとして保存する.
設定ファイルの各項目を書き換えます.
「Address:」は転送先のメールアドレスを書きます.
「To: Cc: From: Key: DenyFrom:」は Perl5 の正規表現で書きます.
「MaxChars:」は1メール当たりのバイト数です.
「MaxLetters:」は最大メール分割数です.
設定ファイルは必ずEUC-JPで保存します.
テスト
 # ~/bin/fwd2pphone.pl -f file
ファイルfileが加工されて携帯メールに転送されたのなら, テストをパスです. うまくいったのなら後は .forward ファイルを書き直します. sendmail, posfixなら
\kon,
|/home/kon/bin/fwd2pphone.pl
のように書き換えます.

mkfontsalias.rb (2003/07/11)
Xの日本語フォントのエイリアスを作成するスクリプト.
日本語フォントのばらつきが気になる人にはきっとありがたいスクリプト.
KDE2.Xを使用している人におすすめ.
Rubyで書かれている. 作者はRubyを知ってからPerlをきっぱり捨てました. Perlの文法もすっかり頭から消去しました:-)
特徴
  • alias-times-*, alias-helvetica-*, alias-courier-*, alias-fixed-* の 日本語フォント(jisx0208.*-*, jisx0201.*-*)のエイリアスを作る.
使用方法
# mkdir /usr/local/share/fonts/alias
# cd /usr/local/share/fonts/alias
# mkfontsalias.rb > fonts.alias
# mkdfontdir
/etc/X11/XF86Config や /etc/X11/fs-xtt/config の フォントパスに /usr/local/share/fonts/alias を追加する.

dialog.rb, dialog2.rb (2000/09/27)
ちょっとしたダイアログ表示に便利.
簡単なシェルスクリプトの中で使用したり, 簡単なメッセージ表示に使用したりできます.
Rubyと Ruby/GTKで書かれている.

o トップページに戻る

Kondo, Koichi
kondo_koichi@amath.doshisha.ac.jp
Last modified: 2003/07/11