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2 関数

関数(function)とは, ある値 $ x$ が与えられたとき, 何らかの演算規則 $ f$ に従って値 $ y$ を定め, その値 $ y$ を返す機能のことである. 関数は

$\displaystyle y=f(x)$ (19)

と書き表される. 例えばある関数を $ f(x)=x^3-2x+5$ と書くことにすると,

$\displaystyle f(1)$ $\displaystyle =1^3-2\times1+5=4\,x$   $\displaystyle \to$ $\displaystyle y$ $\displaystyle =4$ (20)
$\displaystyle f(0)$ $\displaystyle =0^3-2\times0+5=5\,$   $\displaystyle \to$ $\displaystyle y$ $\displaystyle =5$ (21)
$\displaystyle f(-2)$ $\displaystyle =(-2)^3-2\times(-2)+5=1\,$   $\displaystyle \to$ $\displaystyle y$ $\displaystyle =1$ (22)
$\displaystyle f(a)$ $\displaystyle =a^3-2a+5\,$   $\displaystyle \to$ $\displaystyle y$ $\displaystyle =a^3-2a+5\,$ (23)

のように, $ f(x)$ の左辺の括弧内の $ x$ がある数に書き置き換われば, 右辺の $ x$ もその数に置き換わる. そしてそれぞれの $ x$ に応じて値 $ y$ が定まる.

入力 $ x$ にある変換 $ f$ を作用させ出力 $ y$ を返す.これを

$\displaystyle f:x\mapsto y$   または$\displaystyle \qquad x\overset{f}{\mapsto} y$ (24)

と表す.

定義 2.1 (関数に関する名称)   関数 $ y=f(x)$ に関連して次の名称を定義する:

例 2.2 (関数に関する名称の具体例)   関数 $ y=f(x)=ax^2+b$ を考える. このとき $ a$, $ b$ は定数であり,$ x$, $ y$ は変数である. また $ x$ は独立変数であり,$ y$ は従属変数である. 定義域は $ -\infty<x<\infty$ であり, 値域は $ b\le y<\infty$ である.


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Kondo Koichi
Created at 2004/08/14