6.10 定積分
定義 6.35 (定積分) 有限区間において関数
は連続とする. 区間
を
(1031)
のように個の領域に分割する. このとき面積
(1032)
を考える. 極限のもと 面積
の極限が存在するとき, この極限を
(1033)
と書き, 関数の
から
までの 定積分(definite integral)という. このとき
は積分可能であるという. 区間
を積分区間という.
注意 6.36 (定積分の意味) 区間において
軸と
とで囲まれた領域の 符合付き面積である.
例 6.37 (定積分の具体例)
(1034) (1035) (1036)
Kondo Koichi
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平成17年8月31日