5.16 テイラー級数による関数の近似
定義 5.36 (関数の近似) 関数 を テイラー級数
(735)
で表わし, 次の項で打ち切った関数
(736)
を の 次近似と呼ぶ.具体的に書くと
0 次近似: ← 定数 (737) 次近似: ← 直線,接線の方程式 (738) 次近似: ← 放物線 (739) (740) 次近似: (741) ← 次多項式 (742)
と表される. テイラー級数による関数の近似では を多項式で近似する.
注意 5.37 (関数の近似) 近似式 は 曲線 に点 で接する 次多項式である.
例 5.38 (関数の近似の具体例)
(743)
(744) (745) (746) (747)
例 5.39 (関数の近似の具体例)
(748)
(749) (750) (751) (752)
Kondo Koichi
平成17年8月31日