2.10 クロネッカーのデルタ
定義 2.40 (クロネッカーのデルタ) 記号を
(279)
と定義する. これをクロネッカーのデルタ(Kronecker's delta)と呼ぶ.
例 2.41 (クロネッカーのデルタの具体例)
(280) (281)
例 2.42 (クロネッカーのデルタの使用例) 単位行列はと表わされる. 例えば
(282)
となる.
例 2.43 (クロネッカーのデルタの使用例) 行列が
と与えられるとき,
(283)
となる.
Kondo Koichi
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平成17年9月15日