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テイラー展開
テイラー級数では関数 を無限和で表す. 次のテイラー展開では有限項の和で を表す.
定理 4.17 (テイラー展開) 関数 が 回微分可能なとき,
(503) (504)
が成り立つ. ただし点 は定義内の点である. この展開式を のテイラー展開(Taylor expansion)と呼ぶ. 特に のときを マクローリン展開(Maclaurin expansion)と呼ぶ. は剰余項(remainder)と呼ばれる.
注意 4.18 点 は 点 と点 とを に内分する点である.
定理 4.19 (平均値の定理) 関数 が で連続で, で微分可能ならば,
(505)
を満たす が存在する.
例 4.20 (テイラー展開の具体例)
(506) (507)
例 4.21 (テイラー展開の具体例)
(508) (509)
Kondo Koichi
Created at 2002/09/12