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関数 の 次近似式
の誤差 を考える.
テイラー展開
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(528) |
より
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(529) |
が成り立つ.
誤差(error)を
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(530) |
と定義すると,
上の式より誤差は
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(531) |
と表される.
例 4.26 (誤差の評価の具体例)
を多項式で近似する.
まわりでテイラー展開して近似式を計算すると
0 次近似: |
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(532) |
次近似: |
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(533) |
次近似: |
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(534) |
次近似: |
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(535) |
を得る.
誤差
は
である.
いま
のときの誤差を考える.
このとき誤差は
となる.近似の次数が大きいほど誤差は小さい.
次に誤差
が
以下となるような
の範囲を求める.
上の誤差の評価式より
となる.
近似の次数が上がるほど
の範囲が広がっている.
問 4.27
教科書(p.69)問題 3-6 1.
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Kondo Koichi
Created at 2002/09/12