5.10 三角関数と指数関数
注意 5.18 (三角関数と指数関数) 三角関数と指数関数は
(652)
の関係にある. ここで は複素指数関数である. 複素指数関数は複素数 に対して
(653)
と定義される. 右辺は複素巾級数である. この定義より関係式が自然に導出される. このとき とし とおく. すると
(654) (655) (656) (657) (658)
を得る. 同様に とおくと
(659) (660) (661) (662) (663) (664) (665)
を得る. を に置き換えることで,最初の関係式を得る.
Kondo Koichi
平成17年8月31日