2.20
変数関数と 1 変数関数の合成関数の微分
定理 2.86 (多変数関数の合成関数の微分)変数関数
と 1 変数関数
の合成関数の微分は
で与えられる.代入も含めて書くと
となる. また,ベクトル表記では
と表される. ここで
とおいた.
注意 2.87 (多変数関数の合成関数の微分) 曲面の点
における 法線ベクトルは
である(接平面の節を参照).
の軌跡は
空間内の曲線である. この曲線の接ベクトルは
である.
平成20年2月2日