次: 2.15 全微分可能の十分条件 上: 2 偏微分 前: 2.13 多変数関数の全微分 2.14 全微分可能性と偏微分可能性 定理 2.66 (全微分可能の必要条件) 関数 が全微分可能であれば, は偏微分可能であり, が成り立つ. (証明) 関数 が全微分可能であれば, が成り立つ. 軸に沿って極限をとる. , とする. このとき, であるから, が成り立つ. これは と等価である. また, 軸に沿って極限をとる. , とすると, 同様にして を得る. 平成21年12月2日
(証明) 関数 が全微分可能であれば,
平成21年12月2日